Fintechとは

金融機関に衝撃を与えるFintechとは

金融と技術の組み合わせで生まれた新しい動き

Fintech(フィンテック)という単語は元々なかったものです。金融(Finance)技術(Technology)を合わせた造語になり、意味は、金融と技術の組み合わせで生まれた、新しい動きを指し、わかりやすい一例でいえば、スマートフォンなどを使った送金を思い浮かべると良いかもしれません。

スマートフォンが普及したことにより、途上国や新興国といった、これまで金融サービスの普及が不十分だった国でも、この流れが急速に拡大していく傾向が見られます。

日本でも2015年になってから、Fintechという言葉が盛んに使用されるようになっています。このように、1990年代以降のインターネットと2000年代以降のスマートフォンの普及により、世界中の既存金融システムに大変革が起ころうとしている、起こっている最中なのです。

Fintechを起こしている3要素

Fintechとして、世界中の既存金融システムに大変革を与えるものは、次の3つになります。

一つめは、AI(Artificial Intelligence人工知能)…人間の能力を機械にも与えて学習させようとする技術のことをいい、IIBMのワトソン・GoogleのAlphaGo・ソフトバンクのペッパーが良い例でしょう。

二つめは、ブロックチェーン…分散型台帳技術や分散型ネットワークといわれ、データの改ざんをほぼ不可能にした技術のことをいい、取引の履歴を記録し、分散的にネットワークに保存していくシステムのことになります。

三つめは、API(Application Programming Interface)…ベースとなる、あるプログラムを最初から作らなくても良くなったという、自由な使用権についての規約をいい、実例として、FacebookやTwitterなどもAPIを公開しています。これらが一気に世界中の既存金融システムに押し寄せ、これまでにないことが次々と起ころうとしている、起きているのです。